【石炭は環境(かんきょう)にやさしいの?】
  石炭のことがよくわかって良(よ)かったね
それじゃ、今度こそ帰ろうっ
「二人とも待って!もう一つ大切なことがあるの」
「石炭のことはみぃーんなわかったよぉ?」
「あのね、地球の環境(かんきょう)が、今、人間や植物や動物にとってすごく悪くなっていることは、知ってる?」
「ううん。知らない。それって石炭に関係(かんけい)あるの?」
「もちろん。環境(かんきょう)についてちょっとだけ覚(おぼ)えておいてほしいの。絵で説明(せつめい)するからこれを見てね」
  じゅもくちゃんが最初(さいしょ)に取り出したのは、1枚(まい)の絵でした。
「一つには、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)があるの。空気中には、地表の気温を高くし、生命が存在(そんざい)できるような環境(かんきょう)を保(たも)つ役割(やくわり)がある、二酸化炭素(にさんかたんそ)が1万分の3ほどふくまれているの。
 ところが、今、困(こま)っているのは、この空気中の二酸化炭素(にさんかたんそ)の量が増(ふ)えすぎて、地表の気温が、どんどん上がり過(す)ぎていることよ 。これが、"地球温暖化(ちきゅうおんだんか)"と呼(よ)ばれている問題」
「なぜ、二酸化炭素(にさんかたんそ)は増(ふ)えちゃったの?」
  と、こねこちゃん。
「たとえば、工場や発電所で石油や石炭を燃(も)やしたり、自動車がガソリンを燃(も)やしたり、家庭(かてい)の中で石油や石炭ストーブを使うと、必(かなら)ず、二酸化炭素(にさんかたんそ)が発生(はっせい)しちゃう。そのために、世界中で、空気中の二酸化炭素(にさんかたんそ)の量(りょう)がぐんと増(ふ)えてしまうのね」
「でも空気だよね〜ふえても困(こま)らないよね〜〜」
  T-BOYは首をかしげました。