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じゅもくちゃんたちは、島のはずれにあるおうちにやってきました。
じつは、ここに、石炭のことにくわしい博士(はかせ)がいるらしいのです。
じゅもくちゃんがコンコンっとドアをたたくと、でてきたのはリンゴのようなすがたのミスター・リンゴ博士(はかせ)でした。 |
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「おっ、なんじゃ、なんじゃ。石炭のことについてわしに聞きたいんじゃな」
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「まだ、何も言ってないのになんでわかるのぉ?」 |
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こねこちゃんがそう聞くと、博士(はかせ)は指をチッチッチッとふり、にやっ と笑(わら)いました。 |
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「それはヒミツです」
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あらら、どうやら教えてくれないみたいです。
博士(はかせ)は3人をいえに入れてくれると、アップルティーを出してくれました。
熱(あつ)いアップルティーが冷(さ)めるのを待ちながら、質問(しつもん )を始めたのはこねこちゃんです。 |
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「あのね、あのね、石炭っていっぱい輸入(ゆにゅう)して、何に使ってるの?こねこはぜんぜん見たことなかったのよ?みんな持ってるモノなの?」
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博士(はかせ)はチッチッチッとふり、 |
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「みんなは持ってないものじゃ。日本で、石炭を最(もっと)も多く使っている産業(さんぎょう)は製鉄(せいてつ)。1年間に、なんと約(やく)8000万トンもの石炭が、鉄(てつ)を作るのに使われているじゃよ」
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と答えてくれました。
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「鉄をつくるのに石炭がいるの?」
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「鉄を作るおもな原料(げんりょう)は、鉄鉱石(てっこうせき)と、石灰石(せっかいせき)と、石炭をむし焼(や)きにして、より燃(も)えやすくした、"コークス"の3つじゃ。まず、石炭をむし焼(や)きにして、コークスにし、鉄鉱石(てっこうせき)と石灰石(せっかいせき)とともに、巨大(きょだい)な高炉(こうろ)に入れる。そして、高炉(こうろ)の中に、約(やく)1300℃の熱風(ねっぷう)をふきこむと、熱風(ねっぷう)でコークスが燃(も)えて、炉(ろ)の温度が上がり、鉄鉱石(てっこうせき)の中にふくまれている鉄分がとけて、炉(ろ)の底(そこ)にたまるんじゃ。これで鉄のでき上がり」
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