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「むかしは、石炭でお風呂(ふろ)もわかしていたんじゃよ? ほかには、むかしの機関車(きかんしゃ)−SLも、石炭を燃(も)やしてでき
る蒸気(じょうき)の力で走ってたんじゃ。今、身近(みぢか) でわかりやすいものだと、電気をつくるのにも使われているんじゃが」 |
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「あ、うんうん。電気はこねこも使ってるよ」
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「電気は、発電所で作られるのだけど、発電所は使われる資源(しげん)の違(ちが)いによって、火力発電所、原子力発電所、水力発電所などがあるのは知ってるかな? このうち火力発電所で、石炭が使われているんじゃ。火力発電所の燃料(ねんりょう)には、石炭のほかにも、石油や天然(てんねん)ガスも使われてるんじゃが・・・ま、しくみは同じ。こういうふうになっているんじゃな」
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リンゴ博士(はかせ)が見せてくれたのは、火力発電所のイラストでした。 |
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「ちなみに、虫眼鏡(むしめがね)で大きくして部分部分を見ることもできるよ。で、石油、石炭、ガスなどの燃料(ねんりょう)を燃(も)やして、まず、水をあたため、蒸気(じょうき)にするんじゃな。この蒸気(じょうき)の力で、巨大(きょだい)なタービンの羽根車(はねぐるま)を回して、タービンにつながっている発電機(はつでんき)を動かし、できあがるのが電気というわけじゃ。
石油の方が、石炭よりも軽くて運びやすいから、火力発電所でも石油の方を多く使うようになっていたんじゃよ。ところが、石炭の埋蔵量(まいぞうりょう)の方が、石油の埋蔵量(まいぞうりょう)よりもはるかに多いので、また、石炭火力発電所が注目され、大きな石炭火力発電所も建(た)てられるようになったんじゃよ」
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「石炭はいっぱいあるのよ、こねこはさっき勉強したの」 |
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えっへんっとこねこちゃんが胸(むね)を張(は)ると、リンゴ博士(はかせ)はぽんぽんっと 頭をなでてくれました。 |
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「石炭を、身近(みぢか)で見る機会(きかい)はなかなかないけれど、見えないところで、日 本中でかつやくしているんじゃよ。わかったかな?」
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じっと話を聞いていた、じゅもくちゃんもT・BOYも、大きくうなずきました。
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