【石炭って何?】
 

石炭ランドにやってきた、こねこちゃんたち。自由研究の課題(かだい)に、石炭を選(えら)んだのですが……。

「それじゃ、さっそく石炭について調べましょうか!」
  じゅもくちゃんが歩き出すと、こねこちゃんが言いました
「はーいっ。あのねあのね、えっとね、石炭って、何?」
「え……」
  これは、まず"石炭"のことから勉強する必要(ひつよう)がありそう です。
「石炭はね、その名の通り石の仲間(なかま)よ。火を付(つ)けると燃(も)えるという性質(せいしつ)を持った石なの」
  と、じゅもくちゃんが差(さ)し出したのは、
「はい。黒くて石のような形をしている、これが石炭
  こねこちゃんが石をたたくと、こつこつっとかたい音がします。
「石炭は火が付(つ)くとまっ赤に燃(も)えて、高い熱(ねつ)を出すのよ」
「へぇーっ!すごい」
「でも、石炭は最初(さいしょ)からこういう形をしているわけじゃなくて、炭層(たんそう)という所から掘(ほ)り出されてくるの。この絵を見てね。この黒い板状(いたじょう)になっている部分が炭層(たんそう)。石炭は、もともととても大きくて板のような石で、さっきのはそれをくだいたものよ」
「そんなに大きい石なのかぁ〜」
  絵を見ながら、T・BOYがのんびりと返事をしました。
「そうね。炭層(たんそう)の厚(あつ)さは、数十cmのものから、数十mのものまで色々あって、普通(ふつう)は1mから5mくらいかな。炭層(たんそう)が地中に広がっている場所全体のことは、炭田(たんでん)と呼(よ)ばれていて、大きな炭田(たんでん)だと100km四方に広がったものもあるの」
「そんなの掘(ほ)り出すのも大変(たいへん)そう! 掘(ほ)り出してるところ、見たい見たい!!」
  ちょこちょことこねこちゃんが走り出すと、じゅもくちゃんはあわててこねこちゃんをつかまえ、言いました。
「ちょっと待って! それよりも先に石炭がどうやってできたのか、調べましょう!」