Q24 石炭は、どうしてひつようなのですか。


石炭はわたしたちの日々のくらしをささえているからです。
わたしたちの生活の目に見えないところで、今でも石炭はたくさん使われています。

たとえば、電気です。私たちは毎日電気を使いつづけていますが、日本では電気は主に、火力発電(石油、天然ガス、石炭などをもやす)、原子力発電、水力発電などからつくられていて、電気の約20%は石炭からつくられているのです。

※「火力発電所のしくみ」をみてみよう!!

また、鉄をつくるときにも石炭は使われています。
鉄の原料はおもに鉄鉱石(てっこうせき)、コークス、石灰石(せっかいせき)ですが、このうちのコークスは石炭を蒸し焼き(むしやき)にしてつくります。大きな炉(ろ)の中に鉄鉱石や石灰石とコークスを交互に入れて、下から熱風をふきこんで鉄鉱石から鉄をとかし出します。とけた鉄はその後加工され、車や電車の車体、建物の鉄筋(てっきん)、缶ジュースの缶など、さまざまな鉄製品になります。
このように、石炭は鉄をつくるために大切な役割をはたしているのです。

※製鉄のようすをみてみよう!!

世界に目を向けてみると、電気のほとんどを石炭火力でつくっている国もありますし、生活のなかで料理をつくったりお風呂をわかしたりするときに石炭を使っている国もあります。

では、今まで世界でどのくらいの量の石炭が使われてきたのでしょうか?また、これからどのくらい使われていくと予測されているのでしょうか?
グラフにまとめましたので見てみましょう。

グラフを見てみると、世界で使われる石炭の量はこれからどんどん増えていき、2030年には一年間に100億トン近い石炭が使われると予想されています。
石炭はこれからも必要なものなのです。


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