Q9 石炭のカロリについて教えて下さい。
石炭物語の中で説明したとおり、石炭は大昔に植物が倒れ積もった後、熱や圧力の影響を受けて長い時間かけて作られます。
時間をかけてだんだん石炭になっていくわけですが、この石炭になっていく変化の度合いを石炭化度といいます。
この石炭化度によって、発熱量、いわゆるカロリの大きさも違ってきます。
石炭化度の低いものから順に、泥炭、褐炭、亜瀝青炭、瀝青炭、無煙炭に分けられます。
石炭ランドでは石炭を「燃える石」ということで上の5種類として説明していますが、
日本の法律では泥炭をのぞいた4種類を石炭と分類しています。
また、亜炭(あたん)という呼び方をされるものがありますが、これは褐炭の中で石炭化度が低いものをいいます。
カロリを使った分類をするときには、ふつうkcal/kg(キロカロリ/キログラム)が使われます。最近は国際単位として、
kJ/kg(キロジュール/キログラム)も使われます。
分類をまとめると、次のようになります。
発熱量(kcal/kg) |
発熱量(kJ/kg) |
|
| 無煙炭 | 8,400以上 | 35,160以上 |
| 瀝青炭 | 8,100〜8,400 | 33,910〜35,160 |
| 亜瀝青炭 | 7,300〜8,100 | 30,560〜33,910 |
| 褐炭 | 5,500〜7,300 | 24,280〜30,560 |
これは一つの基準です。実際に石炭を売買する場合などは、必ずしもこの分類通りでは扱われないこともあります。