Q2 石炭は何に乗せて輸入されているんですか。またその時きれいに運ぶ工夫はありますか。あれば教えてください。
Q1でお答えしたように、日本はとても多くの石炭を外国から輸入しています。この石炭はすべて船で運ばれます。
一般的に使用される船は下の写真のような船です。
これはパナマックス船とよばれるもので、だいたい50,000トン〜80,000トンくらいの石炭を積み込むことができます。
船の長さは210メートル〜270メートルにもなります。とても大きな船です。
| 石炭は掘られた後、まず小さく砕かれて、トラックや鉄道などで港に運ばれます。 石炭というと、真っ黒い大きなかたまりを思い浮かべるかもしれませんが、運ばれる時には、5cm以下の大きさになっています。 港では、石炭は右の写真のように山の形で置かれます。このとき水をまいたりして、石炭のほこりがたたないようにしています。 この後、専用の機械を使って、船に積み込みます。このときの様子は次の写真を見てください。 |
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| 右の写真は石炭を積み込んでいるところです。だいたい8時間くらいあればいっぱいに積み込むことができます。 石炭は食べ物のように箱に入れたり袋に入れたりししないで、船に直接石炭を積んでいきます。船全体が大きな石炭の入れもの、というわけです。 手前の船は、ちょうど石炭を積んでいるところです。船のふたが開けられているのが分かりますか? オレンジ色の機械で石炭は船に積まれていきます。 積み終わったら、外から別のものが入ったりしないように、上からふたをします。(一番上のパナマックス船の写真を見ると分かりやすいと思います。) もちろん船から石炭がこぼれるなんてことはありません。 |
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積み終わると日本へ向けて出発です。
たとえば日本が最も多くの石炭を輸入しているオーストラリアは、日本からおよそ8,000キロメートルも離れています。
これは高松駅と東京駅の間をおよそ5往復できる距離です。
石炭を積んだパナマックス船は、この距離をおよそ2週間かけて日本まで石炭を運んできます。
日本に到着すると、また専用の機械を使って、今度は船から石炭を港におろします。
Q1で書きましたが、石炭は多くが発電や製鉄に使われます。
発電所や製鉄工場は港のすぐ近くに建てられているので、すぐに石炭を使うことができます。