石炭の歴史

<世界のれきし>
紀元前1000年ごろ中国で、とうきづくりに石炭が使われました。
紀元前400年ごろギリシャのかじ屋で、石炭を使っていました。
1603年イギリスのヒュー・プラットが、コークスをつくりました。
1709年イギリスのダービーが、大きぼなコークス炉をつくり、石炭が製鉄の燃料として、使われました。
1711年イギリスのトーマス・ニューコメンが、蒸気機関(じょうききかんしゃ)をつくり、鉱山の水くみ用のポンプとして、広く使われました。
1769年イギリスのジェームス・ワットが、蒸気機関をかいりょうし、産業分野での利用が広まりました。また、フランスのキュニョは、蒸気自動車をつくりました。
1787年アメリカのジョン・フィッチが蒸気船をつくりました。蒸気船は、1807年にロバート・フルトンによって広められました。
1792年ランプイギリスのウィリアム・マードックが、石炭ガスをあかりに利用しました。
1804年イギリスのリチャード・トレビスが、蒸気機関車をつくりました。
1813年イギリスのロンドンにガス会社ができ、20キロメートルにおよぶガス管がせっちされました。
1825年イギリスのマイケル・ファラデーが、石炭からベンゼンをつくりました。
1834年ドイツのルンゲが、コールタールから石炭酸(せきたんさん)を発見し、これが、消毒液に利用されました。
1835年イギリスのリバプール〜マンチェスター間に、世界初の蒸気機関による鉄道が開通しました。
1860年フランスのルノアールが、石炭ガスを利用したエンジンをつくりました。
1884年イギリスのチャールズ・パーソンズが、蒸気タービンを発明しました。
1935年アメリカのウォーレス・カロザスが、石炭からナイロンをつくりました。
1973年石油ショックが起き、石油のねだんが高くなりました。
1980年IEA(国際エネルギー機関)が、石炭の生産量を、いまの2倍にするように、各国によびかけました。

<日本のれきし>
800年ごろ炭やきが広まり、木炭が燃料の中心になりました。
1469年九州の三池地方の農民、伝治左衛門が、黒い石が燃えているのをぐうぜん発見し、これに水をかけて火をけすと、コークスができました。これが、きろくにのこる石炭の利用の始まりとされています。
1600から1700年ごろ九州の黒田藩で、よう業や製塩業(せいえんぎょう)に石炭を利用し始めました。そして、「石炭仕組」として、藩(はん)がどくせんし、瀬戸内海の製塩業者に、石炭をおろしました。
1855年石炭を燃料にした、はじめての蒸気船「雲行丸」がつくられました。また水戸藩(みとはん)では、燃料に石炭を使った反射炉(はんしゃろ)がつくられました。
1856年北海道のくしろに最初の炭鉱ができ、炭鉱の開発がさかんになりました。
1871年石炭ガスの製造が始まりました。
1879年北海道の幌内炭鉱(ほろないたんこう)ができました。
1890年はじめての石炭火力発電所が東京にでき、都内に5か所の電灯局(でんとうきょく)をおきました。
また、前年には、せんでんのために、東京・銀座にアーク灯がともりました。北海道の夕張炭鉱(ゆうばりたんこう)ができました。
1893年蒸気機関車イギリス人のしどうにより、日本初の蒸気機関車がかんせいしました。
1894年製鉄用のコークスの製造が始まりました。
1923年以降関東大震災後、石炭からつくられたガスが、広く家庭で使われました。
また、あかりと調理の両方に使う、ランプがふきゅうしました。
1950年石炭の生産が年間5000万トンにたっし、1960年にかけて、ふえつづけました。
1974年サンシャイン計画といわれる、新しいエネルギーの研究や開発が始まりました。
1980年以降大きぼな石炭火力発電所のけんせつが、始まりました。